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こども英語・図工クラブ Jumping Kids

静岡県三島市のちょっと珍しい英語・図工クラブのブログ &子育て・アートなどなど

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過去のブログより 引継ぎ
5月12日

引き継ぐこと

6月の1週目で退職する旨を子供やお母さんに説明し始めた。

どう説明していったらいいのか、分からない。

急に決まった事でしかも新学期早々で裏切った気持ちもある。

とにかく日程が迫っているので早速説明を開始した。

 

一番最初に説明することになったのは新幼児クラス。

このクラスは教材のいらない親子参加のベビークラスから担当し、

私との相性も要因の一つで高い教材を買って4月からスタートした子達もいる。

最も伝いにくいクラスである。(でも順番上仕方ない)

お母さん達を教室に上がっていただき説明を開始したが、もともとドモリ症の上

プレッシャーと緊張で顔を強張らせながら、ずるずる長長と話してしまった。

それでも、「転勤なら仕方ないですよね」と納得して下さった。

しかも私の様子がとても強張って見えたのか、「そんなに気になさらないで下さい」

と軽くツッコンデいただいたほどである。

やれやれ、私は何事にも気持ちが入り過ぎる。

 仕舞いには言わなくていいところまでヌケヌケと話してしまう。

う~む、私もまだまだだなあ。

次は中学生クラス。

ここは10年以上通っているベテラン揃い。先生交代も何度も経験している。

授業終了が夜遅い事もあって生徒だけに説明をした。(親にも説明できる年齢だ)

中学生とは子供ではなく大人でもない多感な年頃だ。

子供らしく悲しんでくれるし、

大人並に理解もできる。

「これからはお友達になってね。私30歳だけど」

「30歳の友達って微妙。でもお別れ会をしようよ。」

 

私自身は英語の指導者として、ようやく油がのってきたところ。

これからならもっと成果をつけさせられると思う。でもそれを言うと切がない。

私のゴールは教職ではない。他に夢のある人間が、営業を含め

教室をまるまる管理させるこの会社の方針についていくには無理がある。

それなら、それが夢の人に潔く託すのが誰のためにもなる。

子供やお母さんがどうのではなく、自分自身が納得できるよう

きちんと説明・引継ぎをしていこう。

 

 

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