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こども英語・図工クラブ Jumping Kids

静岡県三島市のちょっと珍しい英語・図工クラブのブログ &子育て・アートなどなど

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こども英語・図工クラブJumping Kidsの"世界一大きな授業”



この時期に、
世界的に行われるという、”世界一大きな授業”。

世界の教育格差をなくすため、子どもたちに現状を伝えていこう、というものです。


うちの教室でも行うようになり、何年か経ちました。


この授業の教具は、パターンが毎年だいたい同じで、かつ、
 
小学校高学年~とのことですが、それでも内容が少し難しいように私は思います。


特に、うちは低学年~中学年が多い教室ですから、どのように導入するか、どのようにこの学習内容に馴染んでもらえるか。。。悩ましい。。



今年は、導入部分に、

世界地図を広げ、

絵本”世界がもし100人の村だったら”
(2001年出版のため、データーは最新版に差し替える)
を朗読しつつ、

100玉そろばんで、
朗読された”人数”をこどもたちにはじきだしてもらい、

イメージを共有しながら、進めました。

100人村のうち、大学に行けるのは7人。しかし、17人は文字が読めません。

というところで、

文字が読めないとどうなる??として、

なおこせんせいお得意の魔法を、杖をフリフリ、みんなにかけます。(→私はこういう寸劇が好きなのです。。★)


そこから、本来の世界一大きな授業から提供されている、
タイ語で書かれた求人票、”教育費と軍事費の差”を表す紙テープ(子供銀行のお札柄)など使いました。


工夫の甲斐あって、例年より、伝わったみたい。
 

初参加の低学年でも、食いついてきて、理解できた。

一方で、高学年でも、関心がなかったり、考える力が弱めの子は、フワついてしまう。

う~~~む、さらなる工夫が必要です。

 
さてさて、

世界の教育格差をなくすのは、必要。(特に、貧しかったり戦争とか、やりたくてもできない環境なら)
 
そして、教育環境を得られたら、
十分に、正しく、一人ひとりの脳に刻まれるよう、
教える側はつねに工夫していく事が必要。 

教わる側も、ただの受身なく、日々大切に過ごしてほしいな。 
 勉強は、強制とかでなく、己のためだから。
当たり前だと、ありがたみがなくなる。

教える側も、”受身で大丈夫な授業”にしないことも大切なのだけども。




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