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こども英語・図工クラブ Jumping Kids

静岡県三島市のちょっと珍しい英語・図工クラブのブログ &子育て・アートなどなど

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過去のブログより あじさいが好き
6月29日

ハイドレンジア~あじさい~ 

露は最も好きな季節である。
雨が好きだし、空気がしっとりと独特な重みを持つのもいい。
曇り空の淡い虹色グラデーションが感性をくすぶり、
そして大好きな花、あじさいが乱れ咲く。
 
あじさいは物心ついた時から、私が大好きな花の代表選手である。
小さい頃(小1位)、近所の崖に秘密の家を友達と作った。
みんなの家といっても、1本の木の周辺にそれぞれが勝手に
己の部屋を蔓や藁や板を用いて作り、各部屋を糸電話で
繋ぐと言うものだった。
その時も私が自室として選んだのは、やはり、あじさい。
しかも根本に潜って藁を敷くだけの最もズボラな作業のみで終えた。
他の友達は年上で、もっと大工作業として優れた作りを
施していたので、きっと冷静に「あれでいいのかしら?」と
思ったことだろう。
でも、満足感はこの上なし。
私は自室を『ハイドレンジア(あじさい)の間』となずけ、得意顔であった。
あの時の私には、藁を敷くだけで、立派な家に見えたのである。
 
にしても、何故、チューリップやバラやタンポポでなく
本能的に幼少時からあじさいが好きだったのだろう??
あの微妙に変化していく青~ピンク色や背景の雨のせいだと思うが、
もう一つ、桜にも伺えるような、開花の激しさと短さにもある。
(私は小さい頃から、ヒーローものでは悪役に夢中になるなど、
太く短く、短命に散り行くものに弱い。悪役でなくても
夢中になったヒーロー、ヒロインは短命が多い)
また、シーズンが過ぎると桜の比にならない程、地味な姿に成り下がる。
その不可解さもたまらない。
 
 
おととい、下田公園のあじさい祭りを見に行った。
気品がどうのこうのというより、15万株で攻めており大変迫力があった。
写真添付。
 
 
 
 
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