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こども英語・図工クラブ Jumping Kids

静岡県三島市のちょっと珍しい英語・図工クラブのブログ &子育て・アートなどなど

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過去のブログより 留学するなら。。
3月12日

さまよへるたましひ2~自分探しの落とし穴~

私は移動民族である

でも、そのキッカケは”今はやり”の「自分探し」だったのかもしれない。

(もはや強制移動となりつつあるが・笑)

そんな、かつての私(今も??)はこうである。

欲しいものは余程高価でなければ何でも与えられ、

欲しくないものも「必要だ」と与えられ、

さほど叱られた経験もなく、

「那邑ちゃん那邑ちゃん」と親にはヤケにかわいがられ、

私自身の発想、思考、言動は自由奔放

しかし気が弱くて、人からの指図には従うばかり。

上下関係(大抵私は下)でしか人と付き合えない。

でも本当は自立心旺盛。

そんなこんなで思春期には歪が生じ、

軽い分裂症となり、突然怒鳴ったり物を投げ、そして自己嫌悪。

そんな中、ふと日本をでるのを思い立った

中3の進学を決める頃だった。(もちろん親に却下される)

しかし、進学したH学院高等学校には留学制度があり、

母の「ノビノビするのでは?」という薦めにより、長期留学へ旅立つ事になる。

(実は精神状態は中学時代とそう変わってないにもかかわらず)

で、どうであったかと言うと、1年間過ごすはずのホストファミリーに

私の精神状態がバレて追い出され、次のホストが決まるまで教頭先生宅に

仮住まいさせていただき(全身謎の発疹にやられる)、

新たなホストファミリー決まるが、お宅の正面がハイウェイで

横断する際に時速100キロ以上で走行中の車に跳ねられ(初日)

右靭帯切断と恥骨骨折、全治3か月

たまたま、その新たなホストファミリーが

「虐待にあった子供を過去に6人も養子にして更生させた」というツワモノで、

こんなショーモナイ私でも残りの半年、面倒を見てくれたのである。

これにより精神状態も少し落ち着き、持病が改善する程である。

これが私の”自分探しの旅”の始まり。

帰国後、大阪へ進学、某金融機関の本社(名古屋)へ県外短大卒で

一人暮らしとしては異例採用、しかし1年後左遷

などと、周りに迷惑かけながらドタバタと過ごしたのである。

そして、25歳を過ぎる頃から、ようやく精神が安定しだし、

”自分探しの旅~第一章~”が終わりを告げるのである。

正直なところ、ここまでする必要があったのか、今は分からない。

私の場合、探し求めていたものは《内なるモノ》で、それは海外へ出ずとも、

読書やエレカシ(好きな音楽)や芸術活動や

コツコツと積み重ねる社会的自立でも十分に補えたのかもしれない。

兎にも角にも、ゼイタクモノな私に力を貸してくれた方々、

本当にありがとうございました。

 

追伸・この私が、他の人の事に言及するには役不足かもしれないが、

島国で育った私たちは生まれた時から『箱入り娘』、

『国際社会知らず』なのだ。

海外へ出るとき、特に”自分探し”が絡む時はよくよく注意して欲しい。

 

 

 

 

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